本コース概要
本コースは現役エンジニアが提供する、AppSheet Automationを使った業務自動化アプリのマスターコースです。
AppSheet Automationを学び、以下ツールと連携しながら様々な業務プロセスを自動化する、「業務アプリ」を作っていきましょう。
・AppSheet
・Google Workspace(スプレッドシート、カレンダー、Gmail、ドキュメント、フォーム)
・Slack
・LINE
本コースで作る業務アプリの完成形イメージは全て無料プレビューで閲覧できます。イメージを確認して受講ください。
AppSheet Automationとは、IT技術者やアプリ開発者ではないユーザーにも業務プロセスを自動化する機能を提供する、Google Cloud(GCP)の1サービスです。AppSheet(※1)に統合されています。
※1. AppSheetもGoogle Cloud(GCP)の1サービスで、プログラミングを必要としない方法(= ノーコード)でアプリ開発できるツールです。主に仕事で使う業務アプリ(ビジネスアプリ)をターゲットにしています。
本コース作成に至った背景
私は、現役のエンジニアです。主務ではないですが、業務全体の効率化のためにGoogle WorkSpaceやSlack、その他様々なソフトウェア、サービスを連携させて自動化してきました。
Google WorkSpaceとの連携で主に使ってきたのは、おなじみGoogle Apps Script(GAS)です。
GASでプログラミングして業務を自動化してきました。
担当するコンテンツ/システムの変更や所属チーム異動のたびに、GASのプログラムも更新、新規開発を繰り返していく中で、別の方法はないのか?と考えるようになりました。
そんな私はAppSheetとAppSheet Automationに出会いました。GASで実現してきたこと全てできるわけないですが、「WorkSpaceやSlack/LINEなどと連携した業務自動化の基本機能」が使えます。
さらに、「業務アプリ」として、チーム独自の業務プロセスを自動化してアプリに組み込めます。(スプレッドシートに図形ボタン作ってクリックしたらGAS動かす、みたいなことをやらなくて済む)
AppSheetとAppSheet Automationを触る前は、
「ノーコードはまだまだただのおもちゃでしょう」、
「コード管理とか自動テストできないとかあってチーム開発しづらそう」、
「むしろ画面ポチポチの方が辛い」、
「自分エンジニアだしコーディングが基本でしょ」
という感覚でした。
触ってみた感想は、
「おぉすごい、ここまでできるんだ。楽に使えそう」、
「思ってた以上に色々できて楽しい」、
「細かいところで気になるところあるけど使ってみたい」、
「Google Workspace以外にも業務効率化の範囲を広げられそう」、
「AppSheet Automationを使うと、GASの使い所がこんな感じに変わっていくのか(学び感)」
というのが正直な感想です。(もちろん出会う前の印象そのままのものもあります)
その後試行錯誤使うようになり、経験値が溜まってきたので、以下のような理由、思いから本コースを制作することにしました。
・業務自動化の実現方法として、GAS以外に選択肢があるという事実を伝えたい
・アプリ開発者でなくても自分専用の業務アプリを比較的簡単に作れるということを伝えたい
・これからの業務効率化、自動化の世界観に価値を感じた
本コース受講にあたりAppSheet経験の有無について
AppSheet AutomationはAppSheetに組み込まれており、AppSheetを使う前提となっています。
しかし、本コースではなるべく多くの方に受講いただけるよう、AppSheet未経験者でも進められるようコース設計、制作をしました。本コースで扱う範囲においてはAppSheetの入門〜基本レベルについて解説を設けているので安心して受講ください。(本コースでAppSheetに興味関心が湧いてきたら別途AppSheetの学習もおすすめします。)
そして、AppSheet経験者で基本的なスキルを習得済みの方には、Automationと統合したより高いレベルのアプリ開発経験を提供するコース内容になっています。基本習得者向けのセクションを用意しています。日々の業務を改善する業務アプリのサンプルとしても参考になる内容になっていると思います。
本コースの内容
本コース以下内容で構成しています。
●はじめに
・本コース全体像
AppSheet Automationとは/AppSheetとは/本コースで扱う範囲/本コース全体像
・ライセンスについて
・本編に進む前の環境面の事前準備
・Webhook先の事前設定
●基本知識
・AppSheet Automationの基本知識
・AppSheet未経験者向けの入門知識
●定型作業自動化アプリ開発
- 4つのアクティビティ(通知、データ更新、資料作成、Webhook)を組み合わせて、以下4
つの機能を持つ「業務アプリ」を作ります
1.スプレッドシート更新時の検知(メール,Slack,LINE)&データ更新
2.カレンダーへの予定登録&出勤打刻時Slackへの予定通知
3.テンプレートドキュメントから見積書PDF作成/保存&メール送付
※AppSheet部分の構成が既にされている状態のベースアプリをコピーして、そこからAutomationを構成していきます。
4.フォーム回答時の検知メール(アドオン紹介の参考)
●業務プロセス適用
- AppSheet Automationが持つ全ての作業ステップを組み合わせて、以下の機能を持つ「業務アプリ」を作ります
1.承認管理ワークフロー
●【AppSheet基本習得者向け】見積書発行管理ベースアプリ開発
本内容は、業務アプリを作る製品「AppSheet」の範囲における解説になります。
なので「AppSheet Automation」という本コースの趣旨から外れますが、「AppSheet Automation」を「AppSheet」と統合した業務アプリを作ることは、このコース受講後、業務の自動化機能を持つ業務アプリを作っていく上で必要になってくる内容だと考えているため解説します。
本内容の対象者は、主にAppSheetの基本知識を持っている方向けのレクチャーですが、未経験者もレクチャー内容を真似して進めていくことで細部はわからないまでも業務アプリ開発の感覚を掴むことができます。未経験者でも興味関心があればぜひ受講してみてください。そして、さらに興味関心が沸けば、AppSheetの学習もおすすめします。ぜひご自身が作りたいアプリを作ってください!
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