この講座では独学かつ短期間で中小企業診断士試験に合格する方法論をお伝えします。
中小企業診断士という資格をご存じでしょうか。
「国が認めた唯一の経営コンサルタント」資格と言われ、日経新聞の調査によると取得したいビジネス関連資格で1位となった、今ビジネスマンを中心に注目を集めている資格です(2016年1月12日 日本経済新聞)。
この試験は1次試験(択一式)、2次試験(記述式)、口述試験と3つの関門を潜り抜ける必要があります。
合格率も1次試験20%・2次試験20%が過去の平均値で単純計算した最終合格率は4%(20%×20%)という難関資格の一つと言われています。
※ここ数年その傾向は変化しています。講座の中ではその理由について、中小企業診断士資格の位置づけの変化とともに解説していきます。
1次試験では
・経済学経済政策
・財務会計
・企業経営理論
・運営管理
・経営法務
・経営情報システム
・中小企業経営政策
の7科目をすべて合格しなければならず、それぞれの科目ごとに幅広い知識が必要とされます。
さらに1次試験合格者だけが受験できる2次試験では、
・事例Ⅰ:組織、人事
・事例Ⅱ:マーケティング、流通
・事例Ⅲ:生産、技術
・事例Ⅳ:財務、会計
の4領域について論述式での試験が課されます。
その後、論述式試験合格者を対象に口述試験があり、その合格者が最終合格者として官報に記載されます。
ここまで読んで頂いて勉強量の膨大さに頭がクラクラされた方がいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、1次2次全ての標準的なテキスト・模擬問題・過去問集等を積み上げると1mくらいになったりもします。
「興味はあるけど、自分には到底無理そうだな」
「予備校に通う時間もお金もないよ」
そう思われた方、大丈夫です。
中小企業診断士試験は「一定期間正しい努力を継続できれば」働きながら独学で合格できます。
ある程度まとまった時間を受験勉強に集中する必要はありますが、幸いなことにこれらの勉強は知的好奇心旺盛なビジネスマンにとって刺激的で楽しい体験になるでしょう。
勉強したことが日常業務に直結するという副次的な効果もあり、受験勉強にありがちなひたすら無機質に知識を詰め込むといった苦痛からは縁遠いものです。
この講座では、短期間で独学合格した私のノウハウ(使ったテキスト、参考書、問題への取り組み方)をお伝えし、悩める独学者に合格までのルートを示すことができればと考えております。
「自分のやり方は正しいのだろうか」と悩んでいろんな市販教材に手を出し続ける日々はもう卒業しましょう。
自分のスタイルを確立し、迷わずにすべてのリソースを集中投入することが短期合格へのカギとなります。
迷いを捨て、目標達成へ向けた効率的な努力を継続することが合格への近道です。
<講座の内容>
■中小企業診断士とは何か
資格の位置づけ
取得のメリット
■なぜ今中小企業診断士なのか
1次試験合格率が急上昇中
社会的ニーズの変化
中小企業経営者の高齢化と事業承継
コロナ禍での中小企業支援の必要性
地方におけるビジネスリーダー不足
■学習計画
心構え
必要な時間は575時間
■1次試験の勉強法
おすすめ教材
全体把握編
過去問への取り組み方
重要科目テコ入れ
■2次試験の勉強法
所要時間は213時間
2次試験独学は自己採点が肝
事例1~3までの勉強法
事例4の勉強法
口述試験対策
■二次試験解答例と解き方イメージ(私の実例)